バレエ用語の疑問
- インアクセントとアウトアクセントがわかりません
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バレエを大人から始めました。
先生にインアクセントとアウトアクセントの注意を受けますが
よくわかりません。
また三拍子も同様です。
どなたかお助けください。
ヤフー知恵袋より引用 - 【バレエ講師からの回答】
まず、一番代表的なインアクセント、アウトアクセントは
バットマンタンデュ、バットマンデガジェ(ジュッテ)だと思います。
バレエのレッスン曲はプレパレーションと呼ばれている前奏が
4カウントあります(小節数でいうと2小節です)
2カウントの前奏もありますが、だいたい4カウントがほとんどです。
その前奏を4カウントのあとに、曲が始まります。
その曲が始まる最初の1カウント目で足を5番や1番から
外に足を出すのがアウトアクセント(外取り)です。
逆に前奏の4カウント目の直後に足を出して、
曲が始まる1カウントめで足を1番もしくは5番に閉じるのが
インアクセント(中取り)です。
よくバレエの先生が「中に1つ・・・外にいちっ!」
と言う「中」「外」というのが、アクセントがどっちにつくのかを
あらわしているのです。
詳しく説明すると、
2拍子系の場合(1と2と3と4・・・とカウントするもの)
1○2○3○4○|1○2○・・・
↑前奏 ↑曲の始まり
「○」の部分は「1と2と・・・」とカウントしたときにの
数字のあとにくる「と」の部分です。
バットマンタンデュで5番から前にタンデュを出すとします。
■外取り(アウトカウント)の場合
1○2○3○4○|1○2○・・・
■中取りの場合
1○2○3○4●|1○2○・・・
濃くなっている部分が足を動かす瞬間です。
外取りは曲が始まる「1」で足を前に出します。
中取りは前奏の4カウント目のあとに足を出し、
曲が始まる1では5番ポジションに入ります。
つまり、中取りのほうが早く足を出してタンデュを
スタートするのです。
ゆっくり前奏を4カウント聞いていると曲に遅れてしまいます。
インカウントの中取りでタンデュやデガジェを行うときは、
すこし早く準備すると思って足を動かす意識を持ってください。
そうすると上手くいくと思います!
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