バレエの悩み〜下半身編〜
- 大腿四頭筋を使わない?
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バレエでタンジュやバットマンをする時にどうしても大腿四頭筋を使ってしまいます。
私は膝を伸ばそうとするだけでも大腿四頭筋がもりっとなるのですが、普通の方は大腿四頭筋を全く使わずに出来るのでしょうか?
ふとももの内側を使って出すことは意識しているつもりですが、なかなかうまくいかなくて本当に悩んでいます;
どうしたら足がもりっとならずに足を使えるようになるか教えてください。
ヤフー知恵袋より引用 - 【バレエ講師からの回答】
大腿四頭筋。
太ももの前側についている4つの筋肉。
一番太くて強い大腿直筋、そして中間広筋肉、外側広筋、内側広筋。
この4つの筋肉で構成されています。
バレエにおいてこの大腿四頭筋は使ってはいけない筋肉とされています。
しかしながら、実際には、これは言葉としては間違いです。
この大腿四頭筋は、人間の筋肉の中でもっとも大きな筋肉。
この筋肉は膝を伸ばすときに働きます。
中でも大腿直筋は股関節の屈曲をするときにも
大きく働く筋肉です。
この筋肉なしでは、足をあげることも、膝を伸ばすこともできません。
つまり、使わない、なんていうことは無理なのです。
ただ、この筋肉でがんばってしまうと、確かに足は太くなりやすいです。
過度に負担をかけてしまえば、それだけ強くなってしまいます。
その負担を減らすために、内側を使いなさい、など言われます。
バレエで大切なのは、内側にある筋肉を使うこと。
そこを感じながら動くことで弱い内側にある筋肉を強くしていくことが出来ます。
外側の筋肉はし瞬発的な動きには適していますが、
バレエのように持続が多い動きには逆に負担がかかります。
太ももの場合、内転筋を意識して強くしていくことです。
内転筋は踵でしっかり床を押すことで足の裏側全体が伸び、
働くようになります。
内側を意識して足をあげると今まで以上にあがらなくなるはずです。
でも、それでいいのです。
本当に意識を内側だけに持っていくと、足は上がらなくなります。
そのくらい、外側の筋肉に頼ってあげていたことになるのです。
大腿四頭筋は、使ってはいけないわけではありません。
あくまで、内転筋が出来ないこと支えるつもりで働く筋肉だと思ってください。
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