ストレッチ・ダイエットについて
- バレエ向きの脚の形、体型について教えてください
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新体操などを見ていて○○選手について聞いたら、
専門家から見たら脚の形がバレエ向きではないと言われました。
新体操、フィギュアスケートはバレエの動きが基礎になっているのはわかりますが。
バレエ向きの脚の形、体型がわかりません誰か教えてください。
それと、バレエの見方がわかりません。
バーレッスンでも、みんな同じ動きをしていて先生が脚の位置、
顔の向きなどを注意している動画を見ましたが、
私のような素人にはどこが違うのかよくわかりません。
バレエは、どこをどう見たら楽しめるか教えてください。
ヤフー知恵袋より引用 - 【バレエ講師からの回答】
クラシックバレエは、さまざまなダンス、
または新体操やフィギュアスケートなどのスポーツの基本となっています。
おそらく、バレエは、その中でもいちばん難しいものだと思います。
要求されること、極めていかなければならないことが多く、
そしてそれがとても難しいのです。
バレエは、基本的に股関節の外旋(ターン・アウト、アンドゥオール)が
基本的なポジションとなります。
足先だけを見れば、外股、がに股、といわれている状態です。
バレエの理想とされている体型は
(これはフィギュアスケートも新体操も同じだと思いますが…)
手足が長く、顔が小さくてスレンダーなひと。
脚は甲が高く、X脚が綺麗とされています。
しかし、これはあくまで見た目の問題。
ロシアのバレエ学校には、入学するときに、
身体検査が行われます。
柔軟性から、家系に少しでも太っているひとがいないか、
要するにDNDまで見るのです。
日本人にとって難しいアンドゥオール。
それが、何の苦もなくできて当たり前の子達が
すべての条件をクリアして、入学します。
その子達ですら、そのままバレエ団に入れるのはわずか。
ロイヤルバレエでも、パリオペラ座でも、ワガノワやボリショイでさえ、
そのスクールに入学したところで、そこのバレエ団に入れるのは
ほんの一握りの子達だけなのです。
本格的にやるにはそのくらい厳しいのがこのバレエの世界。
ただ体が柔らかいだけじゃ、手足が長くても、誰よりも上手に踊れても
必ずしもバレエダンサーとして生きていけるわけではないのです。
バレエはみんな同じように見えて、何が違うのか、何が正しいのか
最初はわからないと思います。
どんなに見比べてもわからないときだってたくさんあります。
でも、そのぐらいごくわずかな差ですら、注意して直していかなければ
ならないのです。
これは、見る目がついてくるかついてこないかの差です。
何回も何回も見ているうちに、人はその違いに気づくようになります。
バレエはどこを見るべきなのか・・・
バレエは足だけを見るわけでも手だけを見るわけでもありません。
体全体を観るのです。
顔の表情、指先の使い方、足先の丁寧さ、それが踊り全体への
見た目に影響を与えます。
バレエを見るときはまず、部分部分にこだわらず、
そのひと全体を観るようにしてみてください。
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